国家指定
紫雲寺 木造阿弥陀如来座像及び伏蔵
- 指定番号宝物第1507号
- 指定日 2006年12月29日
- 時代高麗時代
- 所有者光州 紫雲寺
- 材料木
- 規模全高89cm 肩幅38cm
- 管理機関東区役所
基本情報

この仏像は、伏蔵品から1388年に重修改金したという文言が見つかり、それ以前に作られたことが分かる。材料の特性上、木製は長持ちしにくい限界があることを考えると、高麗時代に作られた木造仏像として重要な意味を持つ。 1276年に製作された開雲寺の木造阿弥陀如来座像をはじめ守國寺の木造阿弥陀如来座像、華城鳳林寺の木造阿弥陀如来座像など、概ね12世紀末に製作されたとされる一連の木造仏座像と同系列の仏像である。
紫雲寺の伏蔵典籍では、「大隨求陀羅尼」「注金剛経」など国内に初めて紹介される貴重な資料が数多くあり、共に発見された伏蔵造成記により伏蔵造成の絶対年代が明らかであるため、書誌学分野における版本研究のほか、仏教学研究や美術史における図像研究で重要な資料価値を持つ伏蔵遺物とされる。 また、繊維類の遺物が存続しにくい韓国の気候・環境条件などを考えると、紫雲寺の伏蔵織物の歴史的・民族的な価値は大きい。1611年に内蔵された候鈴筒と八葉蓮花、五寶瓶も一括付属品として指定されている。
文化芸術チーム(キム・グァノ、062-608-2224)
位置
- 光州広域市東区池山洞95
- 062-608-3333
ツアー情報
利用時間 | 00 : 00 ~ 24 : 00 |
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休日 | なし |
駐車場 | なし |